南澪会合唱団 団長 尾崎 納

当合唱団は、戦前の大阪商科大学と戦後は大阪市立大学のグリークラブのO・Bを母体として発足した男声合唱団です。1994年に、O・B以外の方にも参加していただくオープンな合唱団に形を変え今日に至っております。
戦前の1940年に第1回目のリサイタルを開催しており、とても古い合唱団になります。戦後、敗戦の苦しい中でO・B諸氏が活動を再開され1964年に第2回目のリサイタルに漕ぎ着けております。2017年1月14日(日)に20回目のリサイタルを開催します。この年は旧母体である大学グリークラブの90周年にもあたり、ジョイントコンサートの形をとり定期演奏会を行います。
 さて、現在の音楽事情はポピュラーからクラッシクまで無いものが無い位音楽で埋め尽くされております。音楽に携わる人が広いジャンルで音楽活動をしている中で我らの男声合唱のジャンルは残念ながらちょっとシュリンクしているのが現状と言えます。(ただ「おばちゃんコーラス」は花盛りですが・・・・)
男声合唱と言えば「ダークダックス」とか「デュークエーセス」に代表される存在がありました。「ア・カペラ」と言う無伴奏曲を男声の分厚い響きとハーモニィーで聞き手を魅了しました。彼らはカルテット(4人)ですが、それを数十人で奏でた時の響きを想像してみてください。深山で響く幾重にも重なり合った谺(こだま)の世界に入ったも同然です。こんな音の世界を創るべく我々は日々精進しているのであります。「言は易し、創るは難し」と言ったところです。
 こうして練習を終えた男は一杯の酒で余韻を楽しみ且つ激論を戦わせ、来る世界の話で盛り上がるものです。老いも若きも男性の世界は変わらず流れていきます。
こんな男声合唱団に我はと思われる方は是非お越しください!健康は大きな声をはりあげる所から生まれるのですぞ。